賃貸物件の室内を、自分の好みに合わせて変えたいと考える方は多いのではないでしょうか。
そのようなときの手段がリノベーションです。
賃貸物件はリノベーションできないと思われがちですが、実は物件によっては可能なものもあります。
この記事では、賃貸物件のリノベーションについて、賃貸物件の探し方や注意点も併せてご紹介します。
賃貸物件でもリノベーションはできる
一般的な賃貸物件ではリノベーションが禁止されていますが、カスタマイズ賃貸やDIY賃貸と呼ばれる、リノベーションやリフォームが可能な物件があります。
近年、国土交通省は借主の意向で住宅を改修できる賃貸借契約や賃貸物件の普及に努めています。
これまでの賃貸借契約では、退去にあたり原状回復(借りたときの状態に戻すこと)を義務付けられるのが一般的でした。
しかし現在は、借主が費用を負担してリノベーションなどをおこなっても、退去時に原状回復義務のない「借主負担DIY型」の賃貸物件が増えてきています。
契約条件やリノベーションの範囲は貸主との交渉次第でもあるため、事前によく話し合いましょう。
リノベーションができる賃貸物件の探し方
賃貸物件のリノベーションを希望する方は、まず借主負担DIY型の物件を探すことをおすすめします。
「東京スタイルcc」や「SUUMO」といった賃貸情報サイトで、リノベーション可能物件やカスタマイズ賃貸、DIY賃貸などを検索してみましょう。
探し方としては、築年数が20年以上経っている物件や、古い間取りの物件を見つけて交渉する方法もおすすめです。
貸主もリフォームや設備の交換が省けるので、リノベーションを許可してくれる場合があります。
リノベーションができる賃貸物件を借りる上での注意点
希望の賃貸物件が見つかっても、借りる際には下記のような注意点があります。
●内装制限がある
●事故物件の可能性がある
●旧耐震基準で建てられている可能性がある
内装制限とは、建築基準法や消防法、都道府県の火災予防条例で規定されたルールであり、防火性能の高い内装材を危険度に応じて使用することを定めています。
リノベーションを考えている場合は、その物件の内装制限を確認することが大切です。
また、事故物件で人気がないためリノベーション可能としているケースもあるため、気になる方は契約前に質問してみましょう。
さらに、1981年以前に建った物件は、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。
その場合、震度6以上の地震が起きると倒壊する恐れがあるので、借りる際は確認すると良いでしょう。
まとめ
賃貸物件でも、リノベーションをおこなって自分好みの部屋に住むことは可能です。
探し方としては借主負担DIY型の物件を検索する方法がありますが、リノベーションできる賃貸物件ならではの注意点も押さえておきましょう。
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