家庭で出るゴミについては、自治体ごと、物件ごとにルールが設けられます。
とくにマンションやアパートなどの集合住宅では、ゴミ出しをめぐってトラブルが生じることも少なくありません。
この記事では、賃貸物件において気をつけておくべきゴミ出しの注意点について、ご説明します。
ゴミ置き場のタイプ別のメリット・デメリットや、マナーに触れて説明するので、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件のゴミ出しの注意点~各ゴミ置き場のメリット・デメリット~
賃貸物件ではゴミ置き場にいくつかのタイプがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
物件の敷地に面する道路に設置されている路上型のゴミ置き場は、屋根がないため、猫やカラスに荒らされやすいのがデメリットです。
メリットは、収集日を自治体が定めた日程に合わせている物件が多く、決められた日以外にゴミが置かれない点です。
路上型ゴミ置き場のなかにはブロック塀に囲まれているタイプもあり、強風でゴミが飛んでいく心配がありません。
ほかに、大きなボックス型のゴミ置き場もあります。
フタやドアによって密閉できるので、においが広がるのを防いだり、猫やカラスが荒らすのを防止できたりします。
ただし、ゴミ箱の内部を定期的に掃除する必要があり、手間がかかるのがデメリットです。
賃貸物件におけるゴミ出しの注意点とマナーついて
賃貸物件におけるゴミ出しのマナーとしては、主に4つの注意点があります。
まず、必ず分別することです。
資源ゴミは自治体ごとのルールに従って分別していないと、リサイクルされません。
また、明らかに分別されずに捨てられている場合、未回収のまま残されることもあります。
もし出したゴミが未回収だったときは、他の住民の迷惑にならないよう、すぐに持ち帰って分別してから再度捨てましょう。
つぎに、指定された日時を守ることです。
ゴミ出しの日程や時間帯は、自治体ごとに決められています。
いくら自分の都合が悪かったとしても、決められた日時で出すのがマナーです。
そして、粗大ゴミや資源ゴミを捨てる際にも、注意が必要です。
それらの収集は自治体ではなく、業者へ依頼する必要があるケースが多いので、処分方法についてきちんと確認しておきましょう。
最後に、決められたゴミ置き場を守ることです。
自分が住む賃貸物件の収集時間を過ぎてしまったからといって、他の物件のゴミ捨て場に捨てると不法侵入となるので、気をつけてください。