賃貸管理や経営で、エレベーターがある物件を所有している方は少なくないでしょう。
エレベーター付きの賃貸管理や経営において、エレベーターの保守点検の実施は、管理する賃貸物件の入居者に安心して利用してもらうためにもとても重要です。
そのような方に向けて、この記事では、エレベーター点検の重要性と、契約の種類や費用、業者の選び方をご説明します。
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賃貸管理においてエレベーター点検の重要性
エレベーターは、便利なので賃貸物件の入居者が頻繁に使用します。
賃貸物件では、それが続くと部品が破損したり、劣化したりするでしょう。
そのため、大きな事故につながらないように、定期点検が必要で重要性が高いです。
この定期点検は、半年から1年に一度の実施と、年に1度の報告が法的に定められています。
また、エレベーター点検には保守点検もあり、使用頻度によって異なりますが、必要に応じて検査をするので時期が決まっていません。
しかし、点検を怠ると重大な事故がおこる可能性が高くなるので、利用者の安全を守るためにもエレベーターの保守点検にはとても重要です。
さらに法令基準として、建築基準法第8条の維持保持を目的に専門の技術者がエレベーター点検をして、その記録を3年以上保管すると定められています。
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賃貸経営におけるエレベーター点検の契約種類と費用
エレベーター点検に関しては、保守点検会社に管理委託するオーナーが多いです。
エレベーターの管理業務を委託契約する場合、2種類の点検方法から選ぶことができます。
1つ目はフルメンテナンス契約で、賃貸物件のエレベーター点検をして必要な部品交換や修理を、保守点検の会社に一任します。
そのためオーナーは手間や時間がかからず、毎月の維持費も一定になるので、管理がしやすいです。
2つ目はPOG契約という方法で、基本的な賃貸物件のエレベーター点検後、必要な部品交換や修理がある場合はオーナーが判断するためコストを抑えられます。
だいたいの費用相場としては、定期点検はどちらも含み、フルメンテナンス契約は年間50万円、POG契約は年間30万円です。
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賃貸物件におけるエレベーター点検業者の選び方
保守点検業者は、大きく分けてメーカー系と独立系の2種類あります。
エレベーター保守点検の80%以上が、エレベーターの5大メーカーと呼ばれる会社を母体としたメンテナンス業者です。
この5台メーカーは、それぞれが製造をしていて、自社のエレベーターのみ保守点検します。
さらに24時間365日対応と安心感や実績による信頼が大きなメリットである一方、費用が割高になってしまうのがデメリットです。
そしてもう1種類の独立系は、メーカーを母体としていないため、メーカーは問いません。
またメーカー系と比較すると、費用が安いのが大きなメリットである一方、技術面や教育面の心配がデメリットです。
しかし、独立系であっても点検や修理に必要な部品はそれぞれのメーカーから正規品が供給されるのは間違いないため、安全性に問題はありません。
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まとめ
重大な事故の可能性が高まるため、エレベーターの保守点検には重要性があります。
そして保守点検会社への管理委託は、必要な部品交換や修理の対応に違いがあります。
また、保守点検業者は大きく分けてメーカー系と独立系の2種類あり、対応方法と費用が異なりますので、自分に合う業者と契約をしてください。
三軒茶屋の賃貸・不動産のことなら三軒茶屋不動産にお任せください。
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三軒茶屋不動産 スタッフブログ担当
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