マイホームを購入する際に住宅ローンを利用する方は多くいらっしゃいますが、場合によってはオーバーローン状態になることがあります。
オーバーローンには初期費用を抑えるなどのメリットもありますが、借りる金額が大きくなりやすいため注意が必要です。
今回はマイホームの購入を検討している方に向けて、オーバーローンの意味と注意点についてご紹介します。
マイホーム購入におけるオーバーローンの意味とは?
オーバーローンの本来の意味は、借り入れ額が預金額を上回る「貸し出し超過」のことを指します。
不動産においては、家の代金よりも大きな額を住宅ローンで借り入れることや、ローンの残債額が売却価格を上回っている状態のときに使われる言葉です。
家を購入するとき、多くの方が住宅ローンを利用するかと思いますが、不動産の購入には代金以外にもさまざまなお金がかかるため、初期費用の捻出が難しい方もいるでしょう。
そのような場合に家の代金と諸費用を合わせて借り入れると、オーバーローン状態で住宅ローンを組むことになります。
オーバーローンのメリットは、初期費用を抑えられる点です。
家を購入したい時期までに頭金や手数料が貯蓄できなかった場合でも、代金とともに借り入れることで希望した時期にマイホームを手に入れられます。
また、住宅ローン控除で控除される金額が大きくなるのもメリットの1つです。
住宅ローン控除はその年の年末残高によって控除額が決まるため、借り入れ額が大きければその分控除される額も大きくなる可能性があります。
マイホームの購入でオーバーローンするときの注意点
オーバーローンにはメリットもありますが、注意点も多くあります。
まず当然ですが、借り入れ額が大きくなると毎月の返済額も大きくなることを頭に入れておきましょう。
とくに新築の場合は税制面の控除が大きいため、はじめの数年は負担を感じなくても、3年や5年を過ぎた頃から固定資産税が上がって一気に家計が苦しくなるケースが考えられます。
転職や出産などライフスタイルの変化によって収支が変わった場合、毎月のローン返済が大きな負担となることもあるでしょう。
そのようなときに余裕なくぎりぎりでローンを組んでいると、返済計画のたて直しが難しくなります。
返済が難しくなった場合、家を売って返済費用にあてる必要がありますが、オーバーローンの場合は売却時も注意が必要です。
もともと借り入れ額が家の価格よりも大きい状態で返済がスタートしているため、売り値がローン残高に達しないことが多く、マイホームを手放してローンを返済したのに借金だけが残ったということになりかねません。
離婚時の財産分与や相続対策のために家を売却する場合でも、オーバーローン状態だともめる原因になります。
まとめ
家の購入において、オーバーローンは家の価格よりも借り入れる額が大きい状態のことを指します。
マイホームは購入した後も生活が続いていくことを忘れず、購入後の返済計画をしっかり考えたうえでローンを組みましょう。
三軒茶屋不動産は、三軒茶屋を中心に賃貸・売買物件の情報を豊富に取り扱っております。
お客様のさまざまなニーズに対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
/*/////////////触らない///////////////*/?>/*///■アイキャッチ用■///*/?>/*///■タイトル■///*/?>/*///■デフォルト黒文字用■///*/?>/*///■太文字+マーカー■///*/?>/*///■各コンテンツのDIV■///*/?>/*///■テキストリンク■///*/?>/*///■ボタン用■///*/?>